カレンダー
カテゴリ
以前の記事
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2016年 05月 30日
ことわざに「去る者は追わず、来る者は拒まず」というおめでたい言葉がある。
師弟間においても、離れて行こうとする弟子の意志に任せて強いて引き留めない場合などは「去るものは追わず」と、さりげなく窓越しにでもつぶやけば格好は良いだろうが、結局は嫌われ者が格好を付けているだけの負け惜しみの捨て台詞である。
しかし、商売にそれは通用しない。
商いは人に去られるとそこで終わる。
ではなぜお客様や従業員である人が離れて行くのか?
人が去っていく一番の原因は裏切り行為、すなわち「嘘」だろう。
去られる原因が貴方にあるのは、貴方は「嘘」をつくことが多いからだ。
それを改善しないと御社に明日は無い。
まずは、去られる原因を作らないこと。
また、商いをするなら、第一に「お客様は神様です」の精神。
客。
お客。
お客さん。
お客様。
あなたの会社ではどのように呼んでいるか?
当たり前だが、内輪での話である。
まず当人がいる前で「客」と呼び捨てにするところは無いだろう。
実はこの呼び方が会社の利益に大きく影響しているのだ。
よく儲けて順調に大きくしている会社ほど「お客様」と言う言葉を使う。
そして、右肩下がりの会社ほど「客」と呼ぶ。
言霊というように言葉には魂が宿る。
なので、顧客の事を内輪で話している態度が、相手に対し知らず知らず態度に出ているのだ。
普段から内輪で「お客様」と呼び合っている会社は「お客様に我々社員の生活が支えられている」という感謝の気持ちに満ち溢れているのでリピーターも多い。
言うまでも無いのだが、ダメな会社は内輪で「客」と呼び捨てにし、あげくには「あの客は・・・」と社内で悪口を言い合う。
一度でも仕事をさせていただいた、または、例え安価な商品だけれども購入して下さった。
その利益で会社が成り立ち、己が生活できている感謝の気持ちを忘れている。
それは当然態度に出る。
出ればお客様は離れていく。
感謝の気持ちを忘れている経営者にその気持ちは分からない。
忘れているのだから・・・
そして会社は尻すぼみとなり、明日が見えなくなるのだ。
しかし、そのような経営者ほど「人から良く言われたい」との願望があるのも事実だ。
2016年 05月 29日
順番に掃除を行い、大きく育っている個体は次のサイズの容器に移す準備をする。
殆どが繁殖可能なサイズだが、もとは全て甲長15㎝内外で保護したワニガメである。

この辺まで来ると水中ポンプでの水換えに飽きてきたのと、詰まるばかりして時間が掛かるので、ワニガメを仮容器に移し、水が満杯入った100㎏程の容器を全て人力でひっくり返して掃除を行う。
後半は背中の筋肉がピキピキしてくる(笑)
▲
by wanigame1000
| 2016-05-29 00:54
| ワニガメ
2016年 05月 28日
結構強い日差しの中、夕方まで一切休憩無しでスナッパー保護飼養施設-Ⅱの残りの容器の水換えを行う。
やり始めると水分補給も一切しないので、体重はここ2~3日で3㎏は軽く落ちた。
もう5月も下旬なので、今日のように晴れる日は作業前に新鰐部屋の窓は開けておく。
ワニ達は朝の日光浴が大好きで、朝日を浴びるのは日課となっている。
気持ち良く朝日を浴びている顔も少々大人びたようなので比較してみよう。
これは約5年前、体重が5㎏の頃の口開け日光浴で、実にあどけない。

輸入時の登録票を見ても、尾を除いた体の長さは頭を含めても52㎝しかなかった。
それから3年程で1800のアクリル水槽の底を一撃で割るほど成長し、この乗っていた日光浴台を2台も咬み壊し・・・
そしてこれが現在。

体重は既に何十倍で、上陸した時の腹の幅だけでも52㎝は超えている。
そりゃそうだよな・・・
イリエワニだもの。
2016年 05月 26日
スナッパー保護飼養施設-Ⅱに並べられた150程の全ての容器の大掃除を開始する。

当然一日では終わらない。
4~5日は掛かるだろう。
3日目の今日、ほんの数分雨が降る。
この容器をはじめて並べた2014年は、少々の雨で水質の状態が変る事は無かった。
しかし、現在は・・・
カミツキガメが元気にブラシに喰い付き作業の邪魔をしてくれているが、数分の雨でこの濁りは酷い。

原因は、2014年暮れからワニガメ生態研究所の上流側数百メートルに突然開始したソーラーパネル設置のための造成工事だ。
数千㎡とも言われる河川敷の雑木林が完全に伐採され、外部から土が持ち込まれ更地にされた。
排水工事や泥溜め用の工事は一切されていないので、汚泥は河川に垂れ流し状態だ。
行政もやっと重い腰を持ち上げたと思ったら、今期の人事異動でまたしても白紙。
さすがに近隣が騒ぎ出したので、どうにか昨日辺りから動いているようだ。
しかし、失われた雑木林と荒らされた河川敷は戻って来ない。
実はこの掘り起こされた土や、外部から持ち込まれた土が雨水によって河川に流れ出すと、生物にはかなり悪影響を与える。
ワニガメは少々の泥水なら現地でも棲息しているくらいなので薬品が入らない限り問題は無いが、問題なのはカミツキガメだ。
汚泥が流れ込むと、すぐに酔ったような状態になる。
こうなるとマイクロチップを埋め込んだ個体や、奇形、小さな個体は一日で状態を崩す。
そして最悪な場合、介護の甲斐なく実にあっさり死んでしまう。
また、こちらは田舎なので下水設備は無い。
個人宅は合併浄化だ。
そうなると、洗濯や台所等の石鹸水や洗い水は、ほとんど濾過されないまま川に排出される。
幸か不幸か近隣は住民数が少ないのと、高齢者が多いのでそれくらいの排出量では水量の方が勝っているので、サワガニやイシガメ、アカハライモリがいなくなる事は無かったが、残念ながら造成や開発、除草剤、河川工事の影響は凄まじい。
ここ数年は上流の河川工事も私が携わっていなかったので、コンクリートからの灰汁や、河川の流れについても業者任せだった。
昨年、業者からは「ワニガメ生態研究所で保護しているカメが死のうがどうなろうが関係無い」との意向を聞いている。
実に土建屋らしい考えだ。
先日も下流側に施設があるこちらに全く打ち合わせも無く入札が行われ、河川改修工事を始めると言う。
「これ以上上流から汚泥を流され、保護したカメ達を苦しめるのなら!!!」と、ヤバイ決意をしそうになった自分を抑え、担当官と話をするが「その件は本庁で・・・」と、タライ回しにされる。
ワニガメやカミツキガメを捨てるのも人間。
特定動物、特定外来生物として捕獲し、駆除するのも人間。
ワニガメやカミツキガメどころか、イシガメやサワガニさえ駆逐する人間。
ソーラーで儲け・・・
河川改修工事で儲け・・・
家庭排水で河川を汚す。
清流を飛び交う蛍よりお金なのだと実感する。
蛍ではメシは喰えないし、そもそも国民が駆除の対象として法律を施行させたカメを保護している賛同を得られない施設。
カメなどに全く興味の無い人間からすれば、反社会的思想を持つ施設となるだろう。
放逐された多数のワニガメやカミツキガメに安住の地は無いのか?
生きる権利は無いのか?
私個人が「好きだから、可愛そうだから」との思いだけで頑張って続けている保護飼養事業・・・
「ワニガメ生態研究所で保護しているカメが死のうがどうなろうが関係無い」と言われ、逆上した私が犯罪者になってしまっては誰がワニガメ達の世話をする?
全ては我慢・・・
全ては辛抱なのだ。
2016年 05月 25日
週末に給餌だったアミメニシキヘビ。
直後の画像では腹もさほど膨らんではいなかったが・・・
その後ゴクゴクと水を飲み始め、翌日はキングタライにパンパン状態で行水をしていた。
そして、出て来て消化中。
食べ物と水で腹を満たしたアミメニシキヘビ、さすがに少々お腹が膨らんでいる。

一段と腹回りが太くなり、もう腕とか一升瓶とかで比較しても実感は湧かない。
となると久しぶりのバケツだな、それと足。

空腹状態でこのバケツの太さになれば7mくらいにはなるだろう。
7mか・・・
2016年 05月 24日
食事を待つ・・・
ひたすら待つ・・・

毎日喰ってるのに・・・
2016年 05月 22日
私は大蛇の飼育を始めた時から給餌は夜で、しかも照明は点けない。
真っ暗闇のサウナ風呂のような室内で、ただ一人黙々と大蛇の給餌を行うのだ。
「夜行性」と呼ばれる巨大爬虫類がその真価を発揮するのは夜だからね。
なので、ケージの上でとぐろを巻いている6mの巨体ても、給餌時には音もたてずにスルリと上手に降りて来る。
臨戦態勢で(笑)
そして今日、大蛇と呼べるサイズの給餌は4体。
真っ暗な高温多湿の蒸し風呂のような大蛇部屋に、ペンライト1本を武器に(笑)黙々と・・・
いつものように5時間以上掛かってしまったものの、先ほどどうにか無事終了。
このコがね、食べ始めるまで3時間ほど掛かるのですよ・・・

本日このお腹の中には約8kg入りましたがね、もうそれくらいだとあまり膨らんだように見えない。
最近は多い月で計20㎏ほど食べる。
このコより大きさは少し小さいが、食べる量は多いアミメニシキヘビもいる。
そちらも簡単に6mを超えそうだが、部屋が・・・
|