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2010年 11月 30日
加温飼育のワニガメ、カミツキガメの水換えの最中、その怪獣のようなシルエットを眺めているとふと頭を過ぎった言葉がある。
確かビバガのトークステージだったか「オレらにとってのエーちゃんは矢沢の永ちゃんじゃなくて高田の榮ちゃんだね」・・・だったかな・・・
その時思ったのが「私にとってのエーちゃんはそのどちらでもないよなぁ・・・私にとってのエーちゃんは円谷の英ちゃんなンだろうなぁ・・・」と・・・
2010年 11月 29日
で・当然早朝からの水換え作業となるわけだが、予想通り容器内はとても画像で紹介はできない。
R指定以上のモノである。
バルゴンがデスロールを開始すると予想される時にはあらかじめ容器の上部を透明シートで覆う事にしている。
以前、アメリカリゲーターのデスロールを甘く見ていた私は、部屋を事件現場のようにされたからである。
天上や壁に撒き散らかされた肉片や血は、想像を絶するモノであった・・・
当の本人(鰐)は満腹状態で日光浴。
陸場に近寄ると横目でジロリ・・・
次の瞬間!
「ズゴーン!!!」と覆いのフェンスに喰らい付く!
曲がるフェンス!
まだ2m程しかない幼鰐なのでフェンスが喰い千切られる事は無いが・・・
そろそろ補強しよう・・・
2010年 11月 28日
ちょうどこのブログを書き込んでいる右奥の鰐部屋から「ドスン!バスン!」と大きな物音がする。
物音と言うより破壊音に近いが、深夜なので余計に響く。
深夜に暴れるこの破壊神の正体は、アメリカアリゲーターのバルゴンである。
給餌だったのだが少し大きかったのだろう、引き千切るため振り回しているのである。
首を横に振ったり、柔道技の1本背負いのように投げ飛ばしたりまさに野生そのもの。
見に行くと目だけが異常にギラギラしている。
まだ音が響いているが、近隣が住宅街であれば苦情間違いなしであろう。
2010年 11月 27日
少し時期外れの排泄。
水換えに激怒する【HARRY】

とにかく暴れる。
▲
by wanigame1000
| 2010-11-27 00:42
| ワニガメ
2010年 11月 26日
19日に保護した激痩せカミツキガメの飼育場の気温は30℃、水温は徐々に上げ現在は26℃に設定している。

日に2回排泄するが、出るものは草系のものとトンボの翅のみが少々。
20日は調子を崩したカミツキガメでも匂いに反応し食欲が出る場合が多いので、匂いの濃い配合飼料を与える。
通常は食べるのだが全く反応しない。
それどころか水に漂うクラゲのようにフラフラで、息継ぎの動作で精一杯である。
まるで「瀕死の状態」
水換えのみで様子を伺う。
21日、ピンクマウス、マウスにも反応無し。
ザリガニの剥き身も食べようとしない。
22日、ブラックバスやブルーギルの切身にも反応しないが、親指の爪大角に切った鶏のささ身に反応する。
最後の力を振り絞るようにゆっくりと食べる。
50g与える。
その後ゆっくりと息を引取る場合が多いのだが、23日、容器の中で四足を踏ん張っているのが確認できる。
吐き戻しも無く23、24、25日と連日鶏のささ身を50g与えている。
かなりしっかりと自身を支えるようになり、捕食速度も少し上がった。
胃が萎縮していると考えられるので、徐々に与える量を増やし栄養化の高いものを加えようと思う。
まだまだ安心できないが、とにかく今は少しでも栄養を付けさせねばならない。
死ぬなよ!
2010年 11月 25日
ショップなどで見かける「最大級」と書かれている事に質問される。
ワニガメの話しかと思ったらマタマタの話らしいのだが・・・
「一概に甲長と言っても最大甲長計測なのか、センター甲長計測なのか定かでは無いし、世界一や日本一と書きたいけれど、誹謗中傷されそうなので無難に「級」と付けている」と、説明したら大笑いされてしまいそうなので「最大の個体ではないけれど、最大の個体に近い大きさでしょう」と、説明した。
私の以前のブログには「巨大なマタマタ!!しかも×3!!! 脅威の最大甲長50㎝!」と書いてあるが、最大級の文字は無い・・・

まぁこれだけの巨大な個体が3体も並べばどれも「最大級」なので、あまりこの3文字が気にならなかったのが本音である。
2010年 11月 24日
私は動物に対し「敬愛」と言う言葉をよく使う。
尊敬し、親しみの心を持つ事を敬愛と言うのだが、尊敬に纏わる話で5年ほど前の朝日新聞朝刊に故・高田榮一先生が「刺激的なものを追い求め、すぐに飽きてしまう。動物が持つミステリアスな部分への敬意が薄れてきたのではないか」と 無責任な飼い主に対して不満を語られていた事がある。
刺激的なものを求めるのは人間の本能かもしれないが、飽きるのもまた本能なのかと考えれば寂しいかぎりである・・・
また、飽きた後棄てると言う考えを抑えなければ、今後人間として生きて行く上での理性さえもいずれは見失う恐れがある。
違法行為を問われる恐れがあるので、ワニガメやカミツキガメを棄てた人間は他人に棄てたと言いふらしはしない。
そこで一つの心の闇が生まれ、その闇を覆い隠そうとまた次の闇が生まれる。
ここまで来ると敬意が薄れると言うよりも、無いと言った方が正解であろう・・・
2010年 11月 23日
巨頭化が進んだワニガメの目の向きは最終的にほぼ正面を向く。

となると、まだ側面を向いているこのBILLYの巨頭化した頭でもまだ成長途中と言うことになる。
横に置いてある直径が20㎝の水中ポンプが小さく見える程の頭巾なのだがね・・・
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by wanigame1000
| 2010-11-23 01:07
| ワニガメ
2010年 11月 22日
このような状態になって人間の心の移り変わりが一段と見えるようになってきた。
変化する心が図鑑などで見る進化の過程図のように・・・
ストップモーションのようにコマ送りで見える。
ワニガメやカミツキガメの放逐者の心理も賛同は出来ないが理解はしていた。
が・・・より一層「飼育放棄=楽」の図式が見えるようになった・・・
嫌な能力である・・・
しかし、その能力を一足先に活用したからこそ
ワニガメ生態研究所は行政側からワニガメ、カミツキガメの保護飼養を承認されているのである。
結果的にヨシとしよう。
2010年 11月 21日
「ワニにどうぞ」と、イノシシを頂く。
猟師さんが捕獲し、人間用に冷凍保存していたらしいが回りまわって当所が頂く事になった。
「血抜きはしてあるので・・・」と、ありがたく頂く。
しかし、デカイ・・・
バルゴンが3m以上あればどうにか喰うだろうが・・・
とにかくバラして2kgずつの肉塊にしよう・・・
さすが大型のサバイバルナイフは刃毀れの一つも無く太い骨ごとザクザク切れる。
とても画像を載せるわけにはいかないが、これで1ヶ月分のバルゴンの御馳走は確保できた。
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