2008年 09月 26日
「噛み付き」と「咬み付き」
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噛み付く爬虫類としての代表はなんと言っても名の通りカミツキガメであろう。
当所にはデーターをとるには十分な数のカミツキガメを飼育しているが、どの個体も名前に恥じず噛み付いてくる。
視覚、嗅覚、聴覚などをフル稼働させとにかく噛み付く。
まず動くもの、これに関してははっきり言ってミソもクソも同じである。
指だろうが排泄物だろうが関係ない、とりあえず噛み付く。
そして食べれるか否かを判断する。
ワニガメも似てはいるが基本的に待ち伏せ型である。
極めて空腹の個体はカミツキガメ同様何にでも噛み付いてくる。
また、どちらの個体も水場から出されたり触られたりする事を極端に嫌い、かなりの勢いで噛み付いてくる。
上記については専門書等でも書かれている事なので改めて説明する事も無いが、飼育者によく観察して欲しいのが「目」の動きである。
「捕食の目」「威嚇の目」「攻撃の目」これに身体の動きを重ね個体の気持ちを読み取る。
後は個々の飼育センスにもよるのだが、私はこれが爬虫類飼育の基礎であると思っている。
次にレティックことアミメニシキへビであるが、彼らもまた悪名が高い。
専門書や飼育書には巨大に成長する事はさておき、とにかく気の荒い個体が多い事が書かれている「蛇の中で一番厄介で、ガラス越しでも威嚇して飛び掛るほどの荒くれ者」などとカミツキガメ同様の・・・いや時にはそれ以上の書かれ方をしている。
「野生採取個体は手におえない場合が殆どであるが、ブリードされた個体には馴れるものもいるが、食べ物と間違えて手に飛付いてくる場合もある。」とも書かれている。
蛇についてはこの短期間でかなりの個体数を見させて頂いたが、やはりここでも気になったのが「目」である。
蛇の場合、瞳孔の開き具合から亀よりは気持ちの読み取りが容易にできる。
また3体ではあるがレティック、ボアの目の観察からしても上記の「捕食の目」「威嚇の目」「攻撃の目」は理解できる。
ここで一つ付け加えたいのが「怯えの目」で、レティックの場合特に多いような気がする。
通常「2mの蛇は大人」と認識してしまうが大蛇の場合はまだまだ子供である。
そこに裸の猿の手が「ニュッ」と入ってくるから怯えるのは当然である。
そこで咬み付いてくる・・・噛み付いてくるのではない・・・
明らかに怯えからの咬み付きである。
特にレティックは表現力豊かで、犬のように「スネる」時もある。
これは表情を見ても明らかにふてくされている・・・爬虫類にしては相当な表現力である。
「噛む」と「咬む」・・・
蛇をかばうわけではないが、これを「荒くれ者」と表現するのは少々かわいそうである。
当所にはデーターをとるには十分な数のカミツキガメを飼育しているが、どの個体も名前に恥じず噛み付いてくる。
視覚、嗅覚、聴覚などをフル稼働させとにかく噛み付く。
まず動くもの、これに関してははっきり言ってミソもクソも同じである。
指だろうが排泄物だろうが関係ない、とりあえず噛み付く。
そして食べれるか否かを判断する。
ワニガメも似てはいるが基本的に待ち伏せ型である。
極めて空腹の個体はカミツキガメ同様何にでも噛み付いてくる。
また、どちらの個体も水場から出されたり触られたりする事を極端に嫌い、かなりの勢いで噛み付いてくる。
上記については専門書等でも書かれている事なので改めて説明する事も無いが、飼育者によく観察して欲しいのが「目」の動きである。
「捕食の目」「威嚇の目」「攻撃の目」これに身体の動きを重ね個体の気持ちを読み取る。
後は個々の飼育センスにもよるのだが、私はこれが爬虫類飼育の基礎であると思っている。
次にレティックことアミメニシキへビであるが、彼らもまた悪名が高い。
専門書や飼育書には巨大に成長する事はさておき、とにかく気の荒い個体が多い事が書かれている「蛇の中で一番厄介で、ガラス越しでも威嚇して飛び掛るほどの荒くれ者」などとカミツキガメ同様の・・・いや時にはそれ以上の書かれ方をしている。
「野生採取個体は手におえない場合が殆どであるが、ブリードされた個体には馴れるものもいるが、食べ物と間違えて手に飛付いてくる場合もある。」とも書かれている。
蛇についてはこの短期間でかなりの個体数を見させて頂いたが、やはりここでも気になったのが「目」である。
蛇の場合、瞳孔の開き具合から亀よりは気持ちの読み取りが容易にできる。
また3体ではあるがレティック、ボアの目の観察からしても上記の「捕食の目」「威嚇の目」「攻撃の目」は理解できる。
ここで一つ付け加えたいのが「怯えの目」で、レティックの場合特に多いような気がする。
通常「2mの蛇は大人」と認識してしまうが大蛇の場合はまだまだ子供である。
そこに裸の猿の手が「ニュッ」と入ってくるから怯えるのは当然である。
そこで咬み付いてくる・・・噛み付いてくるのではない・・・
明らかに怯えからの咬み付きである。
特にレティックは表現力豊かで、犬のように「スネる」時もある。
これは表情を見ても明らかにふてくされている・・・爬虫類にしては相当な表現力である。
「噛む」と「咬む」・・・
蛇をかばうわけではないが、これを「荒くれ者」と表現するのは少々かわいそうである。
by wanigame1000
| 2008-09-26 09:10
| 所長の独り言