2017年 12月 30日
21th+15日
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1995年の設立から正式に看板を掲げた翌年から21年が経った。
数人の身内以外の人間とはほとんど接触することも無く、淡々と保護飼養の毎日を過ごしていると、記念日のようなものがわからなくなる。
特に祝う事も無く、時間は続く。
明日も明後日も変る事無く、保護飼養を続ける。
売るわけでも無く、見世物にするわけでも無いので、一段と人との接触がなくなる。
そして不遇な動物の保護飼養を続けて行くと、放逐した人間の自分本位な考えばかりが目に付くようになる。
これは保護譲渡している人達も似たようなこと言うが、保護譲渡と保護飼養は基本的な部分に天と地ほどの差がある。
簡単に説明すると、保護譲渡は己のキャパシティが膨らむ事が無いように進めているが、保護飼養を続けるには恐ろしいほどのキャパシティが必要となるのだ。
受け入れ、保持、それら全てを持続させる能力。
どれが欠けても保護飼養の継続は無い。
他人と分かち合う気持ちがあればいいのだが、ほとんどの者が何らかの生物の販売に関与しているこの爬虫類の業界に、それを求めるのは無理だろう。
同じ身銭を切るのなら、不遇なワニガメ達のための多くの飼育容器より、75インチのHDR 採用4K液晶テレビの方が家族には喜ばれるだろう。
しかし、私は保護飼養し大型化しているワニガメ達のために施設を拡張し、大型の飼育容器を揃える方を選ぶ。
それでいいのか?
それでいいのだ。
数人の身内以外の人間とはほとんど接触することも無く、淡々と保護飼養の毎日を過ごしていると、記念日のようなものがわからなくなる。
特に祝う事も無く、時間は続く。
明日も明後日も変る事無く、保護飼養を続ける。
売るわけでも無く、見世物にするわけでも無いので、一段と人との接触がなくなる。
そして不遇な動物の保護飼養を続けて行くと、放逐した人間の自分本位な考えばかりが目に付くようになる。
これは保護譲渡している人達も似たようなこと言うが、保護譲渡と保護飼養は基本的な部分に天と地ほどの差がある。
簡単に説明すると、保護譲渡は己のキャパシティが膨らむ事が無いように進めているが、保護飼養を続けるには恐ろしいほどのキャパシティが必要となるのだ。
受け入れ、保持、それら全てを持続させる能力。
どれが欠けても保護飼養の継続は無い。
他人と分かち合う気持ちがあればいいのだが、ほとんどの者が何らかの生物の販売に関与しているこの爬虫類の業界に、それを求めるのは無理だろう。
同じ身銭を切るのなら、不遇なワニガメ達のための多くの飼育容器より、75インチのHDR 採用4K液晶テレビの方が家族には喜ばれるだろう。
しかし、私は保護飼養し大型化しているワニガメ達のために施設を拡張し、大型の飼育容器を揃える方を選ぶ。
by wanigame1000
| 2017-12-30 02:23
| 所長の独り言