2012年 03月 22日
ワニガメ帰化の可能性
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ワニガメ生態研究所のHPにも記してあるように、繁殖場-Ⅱでの自然繁殖は、産卵、人工孵化の前例があるワニガメの雌雄が投入され、産卵床も整備、管理されているのだから自然孵化の可能性は高い。
だが繁殖場-Ⅰは違う。
河川から直に水を引き入れているのはどの池も同じだが、この施設は全くの自然状態。
あまりにみすぼらしいのでたまに草抜きをする程度で、あとは全く手を加えない。
ブログにも載せているように冬には水面も凍るし、雪も降る「自然の池」なのである。
しかも個体は全国の野外で捕獲、保護されたワニガメ達。
その繁殖場-Ⅰで自然孵化したのだから、ワニガメの捕獲や発見例が多い場所では帰化率が当然高くなる。
印旛沼などのワニガメの捕獲数からすると、甲長40㎝クラスの雌雄が捕獲され始めると100%に近い確率で帰化するであろう。
ちなみに2011年度の繁殖場-Ⅱの産卵数は無精卵で106個である。
100㎡ほどの小さな繁殖場でその数である。
「これが全て孵化していたら・・・」と、考えるだけでゾッとする。
昨年春先に大型の青鷺が連日飛来しては繁殖場-Ⅰで獲物を啄ばんでいたので、もしかしたら昨年生まれていたはずのベビーワニガメも全て彼等の胃の中に収まっているかもしれない。
親ワニガメやアメリカザリガニが食べてしまった可能性もある。
これから初夏にかけて何頭這い出てくるか分からない。
ゼロかもしれない。
どちらにしろワニガメが帰化する確率がより一層上がった事に間違いは無い。
だが繁殖場-Ⅰは違う。
河川から直に水を引き入れているのはどの池も同じだが、この施設は全くの自然状態。
あまりにみすぼらしいのでたまに草抜きをする程度で、あとは全く手を加えない。
ブログにも載せているように冬には水面も凍るし、雪も降る「自然の池」なのである。
しかも個体は全国の野外で捕獲、保護されたワニガメ達。
その繁殖場-Ⅰで自然孵化したのだから、ワニガメの捕獲や発見例が多い場所では帰化率が当然高くなる。
印旛沼などのワニガメの捕獲数からすると、甲長40㎝クラスの雌雄が捕獲され始めると100%に近い確率で帰化するであろう。
ちなみに2011年度の繁殖場-Ⅱの産卵数は無精卵で106個である。
100㎡ほどの小さな繁殖場でその数である。
「これが全て孵化していたら・・・」と、考えるだけでゾッとする。
昨年春先に大型の青鷺が連日飛来しては繁殖場-Ⅰで獲物を啄ばんでいたので、もしかしたら昨年生まれていたはずのベビーワニガメも全て彼等の胃の中に収まっているかもしれない。
親ワニガメやアメリカザリガニが食べてしまった可能性もある。
これから初夏にかけて何頭這い出てくるか分からない。
ゼロかもしれない。
どちらにしろワニガメが帰化する確率がより一層上がった事に間違いは無い。
by wanigame1000
| 2012-03-22 00:46
| ワニガメ