2010年 11月 17日
悲惨な前例
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ワニガメやカミツキガメが人に致命傷をあたえるような事件が起きた場合、個体は全て強制殺処分されるであろう。
これは外来生物という悪名がより拍車をかけ、情状酌量の余地無しとされるからである。
では最近、巷を騒がしているクマ騒動はどうなのか?
クマを射殺したというニュースが流れると全国から抗議の電話やメールが殺到するらしい。
「人里に下りてくるから殺す? だったら山に入る人間も片っ端から殺せばいいじゃん」
「手を変え品を変えあいつらが 嫌になるくらい電話してやります」
「吠え殺すのではなく、褒め殺すくらいの方が、相手は聞いてくれます」
意見は色々あるがやはり行政側としては人間に対する安全策を進めているのだろう。
クマを熟知する者はどうしても1915年の日本史上最大最悪の獣害事件【三毛別羆事件】を筆頭に【札幌丘珠事件】【石狩沼田幌新事件】【大雪山のヒグマ事件】【福岡大ワンゲル部・ヒグマ襲撃事件】【風不死岳の遭難事件】などが脳裏を過ぎるからであろう・・・
万が一にもこの事件と同様の事故が起これば「前例があるのになぜ行政は早めに手を打たなかったのか?!」と責任を問われるのは間違いない。
「他に方法は無いのか?!」と熊保護団体は案を出し合ってはいるが、なかなか難しいようである。
しかし、山にクマの食べ物が無い原因の温暖化も、食べ物を求めて流離うクマを撃ち殺すのも、全て人間様の仕業である事を忘れてはいけない。
by wanigame1000
| 2010-11-17 01:21
| 所長の独り言

