2013年 10月 28日
「史上最大の作戦」って?
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土曜の夜に給餌を行なった加温個体の排泄掃除で、日曜は当然の如く朝から掃除と水換え。
ベビーに色変ワニガメ、メキシカンにワニ、そして大蛇の水換えをしている時に電話が鳴る。
車屋の社長からだ。
「一応言われた通りに塗装して仮組したけれど、本当にこの色でいいのか?と板金屋の社長が心配しているので、確認よろしく」との事。
昔、巷で艶消しの黒色の車など皆無だった頃、コルベットを漆黒の艶消しで全塗装した時、全く同じ事を言われたのを思い出した(笑)
マットブラックはその後ちょつとしたブームになり、現在ではモーターショーではごく普通に見かけるようになった。
しかし、最近ではフィルムを張り全塗装したように見せるパターンもある。
イベントで見かける金メッキ、銀メッキ、豹柄等のランボルギーニやフェラーリがやっているアレ。
売却時にノーマルに戻す事ができる、俗に言う「後戻りできる賢い改造」と言うヤツですナ。
私は真逆の「後戻りできない賢くない改造」の専門なので、車屋の社長さんらも「これでまた名車が一つ消えた」とつぶやいてくれている(笑)
で・さっそく板金屋さんの「家一件分」を費やした、幅2m以上の車が両ドアを開けても十分作業ができる大型の塗装ブースへ向う。
ここは空調管理も完璧な、焼付け塗装ブース。
私はこういった完璧に整備されたブースを見ると後藤社長が設計監修した【スコープ】店内を思い出す。
一切の無駄を取除き、完璧を目指した施設には、共通する所は多い。
そして身体や服に油分やホコリが付着して無い事を確認し、ブースの中へ。
「なんじゃこのサンダーバード2号のような色は?」と、思われた方がほとんどでしょう(笑)
今しばらく時間が経つと、もう少し艶が消えるこの色が、最終的に8回ほど色の調合をし、決定したOD(オリーブドラブ)と呼ばれている色で、U.S.アーミー車輌の色でございます。
しかも第二次大戦中のものを再現したので、その調合に苦労したのです。
各米軍用車・装甲車・戦車資料から「U.S.ARMY STAFF CAR」と呼ばれる車輌に絞り、1941年から1945年までの色の変化を辿りました。
1942年頃にはオリーブ色が強く、その後にグリーン色が強くなり、サンダース軍曹でお馴染みの「コンバット」に登場する諸々の米軍色になるわけです。
イベントで見かける最もアメリカらしいボディーカラーはファイャーカラーと言われています。
しかし、私の偏見(笑)では、アメリカが最もアメリカらしいのはこちらなのデス。
また、車好きで有名なタレントさんも米軍色にこだわっているようですが、彼等はエアフォースカラー(空軍色)ですね。
私は昔から陸軍派なので・・・(笑)
「このバイパー・・・???」と、改造箇所に気付かれた方は、結構な洞察力をお持ちです。
まだまだこれから全くイメージの違った車になり、タイトルにあるように「史上最大の作戦」のジョン・ウェインやロバート・ミッチャムに似合うような車に仕上げます。
楽しみにしている方は、お楽しみに?(笑)
ベビーに色変ワニガメ、メキシカンにワニ、そして大蛇の水換えをしている時に電話が鳴る。
車屋の社長からだ。
「一応言われた通りに塗装して仮組したけれど、本当にこの色でいいのか?と板金屋の社長が心配しているので、確認よろしく」との事。
昔、巷で艶消しの黒色の車など皆無だった頃、コルベットを漆黒の艶消しで全塗装した時、全く同じ事を言われたのを思い出した(笑)
マットブラックはその後ちょつとしたブームになり、現在ではモーターショーではごく普通に見かけるようになった。
しかし、最近ではフィルムを張り全塗装したように見せるパターンもある。
イベントで見かける金メッキ、銀メッキ、豹柄等のランボルギーニやフェラーリがやっているアレ。
売却時にノーマルに戻す事ができる、俗に言う「後戻りできる賢い改造」と言うヤツですナ。
私は真逆の「後戻りできない賢くない改造」の専門なので、車屋の社長さんらも「これでまた名車が一つ消えた」とつぶやいてくれている(笑)
で・さっそく板金屋さんの「家一件分」を費やした、幅2m以上の車が両ドアを開けても十分作業ができる大型の塗装ブースへ向う。
ここは空調管理も完璧な、焼付け塗装ブース。
私はこういった完璧に整備されたブースを見ると後藤社長が設計監修した【スコープ】店内を思い出す。
一切の無駄を取除き、完璧を目指した施設には、共通する所は多い。
そして身体や服に油分やホコリが付着して無い事を確認し、ブースの中へ。
「なんじゃこのサンダーバード2号のような色は?」と、思われた方がほとんどでしょう(笑)
今しばらく時間が経つと、もう少し艶が消えるこの色が、最終的に8回ほど色の調合をし、決定したOD(オリーブドラブ)と呼ばれている色で、U.S.アーミー車輌の色でございます。
しかも第二次大戦中のものを再現したので、その調合に苦労したのです。
各米軍用車・装甲車・戦車資料から「U.S.ARMY STAFF CAR」と呼ばれる車輌に絞り、1941年から1945年までの色の変化を辿りました。
1942年頃にはオリーブ色が強く、その後にグリーン色が強くなり、サンダース軍曹でお馴染みの「コンバット」に登場する諸々の米軍色になるわけです。
イベントで見かける最もアメリカらしいボディーカラーはファイャーカラーと言われています。
しかし、私の偏見(笑)では、アメリカが最もアメリカらしいのはこちらなのデス。
また、車好きで有名なタレントさんも米軍色にこだわっているようですが、彼等はエアフォースカラー(空軍色)ですね。
私は昔から陸軍派なので・・・(笑)
「このバイパー・・・???」と、改造箇所に気付かれた方は、結構な洞察力をお持ちです。
まだまだこれから全くイメージの違った車になり、タイトルにあるように「史上最大の作戦」のジョン・ウェインやロバート・ミッチャムに似合うような車に仕上げます。
楽しみにしている方は、お楽しみに?(笑)
by wanigame1000
| 2013-10-28 00:51
| 所長の万屋裏話