2009年 11月 19日
黒い絨毯
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最近爬虫類雑誌の記事で米国のカメブリーダー邸を訪問している記事をよく目にするが
その中に「ファイアーアント」という名を見かけると思う。
これは蟻の事で、アルカロイド系の毒を持っている殺人アリの一種の事で「噛蟻」とも呼ばれている。
コイツがカメの卵を襲うのはPeter C.H.Pritchard著【THE ALLIGATOR SNAPPING
TURTLE Biology and Conservation】にも記載されている。
そう、ワニガメの卵も襲われるのである。
当所でも床に産卵されたワニガメの卵の全てはアリにやられてしまう。
チャールトン・ヘストン主演の1954年映画「黒い絨毯」のマラブンタのように獲物を細かく噛み砕き、行列を作り巣穴までワニガメの卵を運んでいる姿を想像するかもしれないが実際は
ワニガメの産卵床そのものにアリが巣を作るのである。
フラスコ型に掘られた産卵穴はアリの仕業により巣穴に変えられ、卵は食料にされる。
現段階でワニガメの繁殖は大自然に任せると決めてあるので、何があっても手を出すつもりは無いが、恐るべし!蟻!!
その中に「ファイアーアント」という名を見かけると思う。
これは蟻の事で、アルカロイド系の毒を持っている殺人アリの一種の事で「噛蟻」とも呼ばれている。
コイツがカメの卵を襲うのはPeter C.H.Pritchard著【THE ALLIGATOR SNAPPING
TURTLE Biology and Conservation】にも記載されている。
そう、ワニガメの卵も襲われるのである。
当所でも床に産卵されたワニガメの卵の全てはアリにやられてしまう。
チャールトン・ヘストン主演の1954年映画「黒い絨毯」のマラブンタのように獲物を細かく噛み砕き、行列を作り巣穴までワニガメの卵を運んでいる姿を想像するかもしれないが実際は
ワニガメの産卵床そのものにアリが巣を作るのである。
フラスコ型に掘られた産卵穴はアリの仕業により巣穴に変えられ、卵は食料にされる。
現段階でワニガメの繁殖は大自然に任せると決めてあるので、何があっても手を出すつもりは無いが、恐るべし!蟻!!
by wanigame1000
| 2009-11-19 01:28
| 繁殖池